コーヒーご提供までのオペレーション②。湯温を90℃+コンマ1,2℃になるまで下げます。

熱湯を珈琲考具(KOGU)さんのドリップポットリンクに移し、90℃+コンマ1,2℃になるまで下げます。すぐには下がらないのでこのまま放置して、この間に豆を挽きます。

90℃という温度は低いと言う方がいるかも知れませんし、高いと言う方がいるかもしれません。

堀口珈琲の堀口英俊さんが書かれた本では93℃±2℃。カフェ・バッハの田口護さんが書かれた本では82℃~83℃。丸山珈琲の丸山健太郎さんが書かれた本では、ドリッパーによって様々な温度設定が紹介されています。

自身は提供する豆に一番合うと思う温度を探して、90℃に辿り着いています。90℃より上げると渋みみたいなものが強く感じてしまい、90℃より下げると物足りない抽出になってしまう感じがしています。

タニタさんの温度計リンクが90.1℃と、90℃よりほんの少し上がった値を指しているのは、ドリップポットを取り上げ、ドリッパー上に持って行き、お湯を落とすタイミングでちょうど90℃になるようにするためです。